最悪。

実家での生活、最悪だった。
私は何の為に手紙を何通も送ったのか。
どうやれば理解してくれたのだろうか。

頭の固い宗教と酒におぼれた父。
多少は私を理解してくれた雰囲気の母。
父に私の病名とどういうものかを伝えた。
「神に一心にすがれば・・・・」と言い出した。
だめだ。この人に何を話しても通じない・・・

母は多少心配してくれるがやはり今までの
私に対する態度がクセになっているのかたまに
キツイ言葉を浴びせる。

そして何よりも嫌だった両親の口喧嘩。
それが嫌だと何度も伝えたのに。
どっちかが折れなきゃどうしようもないでしょ？って
私は手紙に何度も書いたのに。
どうして分かってくれないんだろう。
せめてうわべだけでもよかった。
私がいる間だけでも少しは安心できる空間を作って
欲しかった。
目の前で繰り広げられる両親の相変わらずの
言い争い。叫び出したかった。でも・・・・・・
まだ私にはその勇気がない。自分の殻を破っていない。
「具合悪い」と言って自分の部屋に引きこもって薬飲んで
寝る。この繰り返しだった。
・・・帰ってくるんじゃなかった・・・
後悔した。しかし正月帰ってこないと父は怒る。
それを母にあたってぐずぐず言う。
そしてそれが母の口から私の耳に届く。。。

いい加減にして

実家にいる間中めまいが極端に酷くなった。
早々に引き上げる事にした。私の居場所は
ここにもない。

福岡へ帰り着いた途端号泣してしまった。
もう死んでもいいとさえ思った。
だけど必死に友人に電話してみた。
彼女は「辛かったね。ゆっくりしてね。自分を傷つけてない？」
と言ってくれた。ありがたかった。
暖かい言葉・・・忙しい日なのに私の電話に
ずっと付き合ってくれた。ありがとう、ありがとう。
本当にありがとう。あなたに電話してよかった。

その後薬を飲んだがそれからの記憶がうっすらとしか
出てこない。
本当に疲れた。本当に・・・