先日久しぶりに友人としゃべりまくった。

その時私がなぜ「家庭」というものに憧れや
執着がないのかと言う話題になった。

あらためて自分の幼い頃からの事をしゃべっていて
ふと気付いたことがあった。

両親はいつも喧嘩していた。
私が泣こうがわめこうが喧嘩をやめなかった。

喧嘩したあと仲直りかと思いきやそんな様子もなく
二人顔をあわせる時といえば食事時くらいなもの。
今でもそれは同じ。
大体どこの家庭でも夫婦二人だけでどこかへ旅行とかに
お出かけになったことが一度くらいはおありだろう。

うちは全くない。

喧嘩しても仲良いんだなーなんて思う時は一度だってなかった。

仲の良い両親とか友達の話やTVの中だけの話に過ぎず
おおよそ私の頭で想像できるシロモノじゃなかった。

夫婦とは。
家庭とは。

この両者とも身を持って感じる事など到底叶わなかった。
ただ住む家があって、働く人がいて食事を作る人がいて
そこに世話になっている人がいる…そんな感覚だった。

だからこんな家庭を作りたいだとかそういう理想を持つには
情報があまりにも不足しており、逆にこんな苦しい思いをする
のなら家族なんていう「集まり」はいらないとすら思えた。
実際今の私がそうだし、夫婦仲良くなんてドラマの中のことに
過ぎない。友人達の両親の話を聞いても何だか絵空事のような
奇妙な感覚にとらわれ現実味が全くもって沸いてこない…

結婚すれば家から離れられるよ!

って誰しも口を揃えて言うことだが、その「結婚」自体が
私にとって何の意味もなさない。

そろそろ「こいつ何言ってんだ?」とお思いの方もいらっしゃる
だろうが、小さい頃に植えつけられた印象ってなかなか修正
できるもんじゃぁない。

社会で生きてきて色々学んではきたつもりだが、こと自分の
ことになるともうどうでもよくなってしまう。

うーん…実につまらない人間だ...

コメント

ミルク
ミルク
2007年6月24日21:56

う〜ん・・・うちも全く一緒でした^^;
よく離婚しないな〜って子供心にいつもハラハラしてました。
そんな家庭で育つと憧れとかってないですよね。
でも、反面教師になりませんか?
私はこんな大人にはなりたくないってずっと思ってましたよ。

本当に三つ子の魂百まで〜ですよね。。
無意識で母に合わせちゃう自分がいますからね^^;
自分の事をどうにかするのって凄い精神力使いますからね。
それで面倒のあまりどうでも良くなっちゃいますよね。
(お気に障ったらすみません)
つまらない人間なんかじゃないですよ。
紫音さんに何度救われたかわかりませんし、同じ境遇の
同志のようにも勝手に思っています^^;

お互い反面教師でぼちぼち生きましょうね。

紫音
かぐら
2007年6月26日18:17

そうそう。どうでも良くなったうちの一人www

今更どうなるもんでもないんですがね…

コメントありがとうございます^^

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